ローソンへの「SAPICA」支払い・チャージサービス導入にTMNの決済サービスが採用されました
ローソンへの地域マネー導入は「くまモンのICカード」に続き2例目
電子決済サービスの株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表:大高 敦、グロース市場:5258、以下TMN)は、札幌圏の地域マネー「SAPICA」(サピカ)の決済サービスを株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:竹増 貞信、以下 ローソン)に導入しました。これにより、北海道のローソン全店舗(728店舗:2025年8月末時点)で「SAPICA」による支払いおよびチャージが可能になります。
地域マネーの利便性向上で地域活性化に貢献
TMNは2016年に全国のローソンに対して電子マネーとクレジット決済サービスの提供を開始し、365日24時間のサービス提供・保守対応等を行っています。2023年には、熊本エリアの地域マネー「熊本地域振興ICカード」(以下、「くまモンのICカード」)の決済サービスをローソンに導入しており、今回の「SAPICA」が2例目となります。
現在、多くのエリアで独自の地域マネーの運用が行われていますが、その利用普及における主な課題は、使える場所とチャージができる場所をいかに拡大するかという点です。今回、ローソンで「SAPICA」による支払い・チャージが可能になることで、日常の買い物にも利用できるようになり利便性の向上が見込まれます。また、地域マネーの利用が普及することで消費が活発になり、地域活性化につながることも期待されています。
店舗側の改修ナシで導入を実現
TMNはこれまでの多様な決済ブランドへの対応によって得られた技術を活かし、地域マネーに対して汎用性を持たせた共通システムを構築しています。そのため、ローソンへの地域マネー導入については、既存提供サービスにおける決済手段の追加としてTMNのクラウド決済センターの改修のみ実施し、ローソン店舗での改修作業を必要としない形で導入を実現しました。また、「くまモンのICカード」と「SAPICA」は共通システムにより対応しており、このシステムを利用することで今後も他の地域マネーへの対応も可能です。
TMNは今後も各地域のより良い消費環境の創出に資する取り組みを行い、地域活性化に貢献していきます。
- 「SAPICA」は札幌総合情報センター株式会社の商標登録です。
本件に関するお問い合わせ:
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
広報
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