広島電鉄の新乗車券システム「MOBIRY DAYS」における交通系ICなどキャッシュレス決済導入をサポートします
移動と移動先の消費の場をつないで地域活性化に貢献
電子決済サービスの株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表:大高 敦、グロース市場:5258、以下TMN)は、広島電鉄株式会社(本社:広島県広島市、代表:仮井 康裕、スタンダード市場:9033、以下 広島電鉄)が提供する新乗車券システム「MOBIRY DAYS(モビリーデイズ)」において、交通系ICなどのキャッシュレス決済導入に向けた取組みに参画することを発表します。
TMNは、「MOBIRY DAYS」への取組みを通じて、TMNが掲げる情報プロセシング事業をより強力にし、地域社会の活性化に貢献する方策を推進していきます。
新システムでも交通系IC決済を一つの端末で
政府のキャッシュレス化推進施策等により広がった地域公共交通でのキャッシュレス決済システムが更新時期を迎え、高額な更新費用を理由に交通系ICの対応をとりやめる交通事業者が増加しています。こうした中、広島電鉄では、2024年9月に新たな乗車券システム「MOBIRY DAYS」の提供を開始しました。
「MOBIRY DAYS」の提供開始に伴い、交通系ICに対応していた既存乗車券サービス「PASPY(パスピー)」は2025年3月に廃止されました。「PASPY」終了後も、交通系ICの利用は維持されていますが、車内での利用方法が変更され、交通系IC利用時に限っては従来の車内乗車口の設置端末での決済ではなく、係員のハンディ端末による操作が必要となっています。この変更によりサービス提供方法が大きく変わることから、利便性の維持が課題となっています。
「MOBIRY DAYS」はクラウド型のシステムを採用しており、TMNのクラウド型決済サービスと並行運用することで、「MOBIRY DAYS」専用端末1台で交通系ICの利用が可能となります。TMNのクラウド型決済サービスは全国で100万台を超える決済端末と接続しており豊富な実績が評価され採用に至りました。
移動×消費の場をつなぐTMNの情報プロセシング事業
TMNは、全国のスーパーやコンビニ、ドラッグストアなど主に流通事業者に向けてキャッシュレス決済サービスを提供していますが、地域の公共交通に対しても同様にキャッシュレス決済の導入を支援することで、利便性向上だけでなく、移動と移動先での消費の場をつなぎ、人流の促進や地域活性化につなげられると考えています。すでに一部の路線バスにおいて、WAONやnanacoといった流通系の電子マネー導入支援の実績もあり、地域のニーズに寄り添ったサービスを提供しています。
TMNでは、あらゆるデータをつなげ合わせることで新たな価値を生み出す情報プロセシング事業を推進しており、「MOBIRY DAYS」への取組みを通じて、交通と地域を結ぶハブとしてのTMNの役割が強固なものとなり、情報プロセシングを強力に推進する原動力になると期待しています。
TMNは、今後も交通領域でのサービス提供の拡大を目指し、持続可能な地域交通に貢献していきます。
「MOBIRY DAYS」について
- MOBIRY DAYSは新しいクラウド型チケッティングサービスです。
定期券の購入やチャージがスマートフォンアプリやWebサイトから行えて、スマートフォンアプリのQRコードまたは専用ICカードで乗り降りができます。
詳細は「MOBIRY DAYS」のHPをご覧ください。https://www.mobirydays.jp/
- 「MOBIRY DAYS」 の名称およびロゴは広島電鉄株式会社の登録商標です。
- 「PASPY」は公益社団法人広島県バス協会の商標登録です。
- 「WAON」は、イオン株式会社の登録商標です。
- 「nanaco」は、株式会社セブン・カードサービスの登録商標です。
- 「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
本件に関するお問い合わせ:
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
広報
https://www.tm-nets.com/contact/prir/