ニュースリリース

車内での乗車券類の発行でキャッシュレス決済対応開始

3月16日からクレジットカードと電子マネーに対応

智頭急行株式会社(本社:鳥取県八頭郡、代表取締役社長:西尾 浩一、以下 智頭急行)と東洋電機製造株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:渡部 朗、以下 東洋電機製造)および株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:大高 敦、以下TMN)は、2024年3月16日、特急列車「スーパーはくと」の車内で、智頭急行の乗務員が発行する乗車券類の決済手段として、クレジットカードおよび電子マネーの対応を開始します。
車内での乗車券類の発行に使用する乗務員端末として、TMNのモバイル型キャッシュレス決済端末「UT-P10」を使用します。

各鉄道会社で使用されている乗務員端末は、運賃・料金計算など、各鉄道会社独自の路線/運賃・料金体系/サービスに準じた業務アプリケーションを搭載する必要があることに加え、機器自体が高額であることを背景とし、キャッシュレス決済機能を付加しづらい環境であることから、地域交通においてキャッシュレス化が進んでいない領域の1つと言えます。
そこで、智頭急行、東洋電機製造およびTMNは、TMNのキャッシュレス決済端末をカスタマイズすることで、安価に導入可能なキャッシュレス決済対応の乗務員端末を開発しました。

UT-P10 イメージ図
今般、乗務員端末として採用するTMNの決済端末「UT-P10」は、Android™ベースでさまざまなアプリケーションの搭載が可能なうえ、モバイル型でレシート発行が可能なプリンターも内蔵されているため、テーブル会計が必要な飲食店をはじめ小売店で多くの導入実績があります。

この「UT-P10」内で、東洋電機製造が開発した乗車券類の発行に関するアプリケーションと、TMNの決済アプリケーションを連携させることで、乗務員端末1台で発券と支払い処理が可能になりました。
キャッシュレス決済に対応することで、国内外の乗客の利便性向上および乗務員の業務効率化を図ります。

今後の展望

今後も、3社は地域交通の利便性向上に向けて活動することで、社会インフラの維持や地域活性化に貢献してまいります。

  • Android は Google LLC の商標です。

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本件に関するお問い合わせ:

株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
経営戦略室 広報
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