ニュースリリース

株式会社キリン堂においてクレジット、電子マネーなど複数の決済サービス提供を開始

株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都千代田区、代表取締役:大高 敦、以下「TMN」)は、株式会社キリン堂ホールディングスの子会社で、関西を中心に国内360店舗の薬局、ドラッグストアを展開する株式会社キリン堂(本社:大阪市淀川区、社長 寺西豊彦、以下「キリン堂」)において、約330店舗のドラッグストア店舗にてクレジット、銀聯、電子マネーの各種決済サービスの提供を開始し、2018年3月5日から順次導入されることとなりましたことをお知らせいたします。

キリン堂では、このたび新POSレジの導入に伴い、決済周りのシステムを大幅にリニューアルすることとなり、TMNは、クレジットカード、銀聯、電子マネーの決済処理センタの機能を提供しております。
TMNの決済センタは、シンクライアント型のマルチ電子マネー決済サービスを実装し、現在、日本全国の食品スーパー、ドラッグストア、コンビニエンスストアをはじめとした多くの小売・流通事業者(2017年12月現在、約22万台端末接続実績)に、サービスを提供しております。また、2018年3月からは、新たにクレジットカード決済サービスの提供を開始いたしました。

今回、キリン堂で導入されるクレジット決済では、2020年までのIC義務化を視野に入れた国際基準PCI PTSのセキュリティ要件SRED(*1)に対応した決済端末とTMNセンタを接続することにより、クレジットカード保持者の情報を、読み取った直後に暗号化して転送するため情報漏洩のリスクが低く、高いセキュリティを実現したものとなります。

TMNでは現在、クレジットカード業界のセキュリティ標準化協議団体である 「PCI SSC(*2)」 が定める「PCI P2PE(*3)ソリューション」の認定取得(2018年3月取得予定)を進めており、2020年に向け、流通・小売事業者様をはじめとしクレジットカードをお取り扱いする全ての事業者様が、安心して導入できるサービスを提供してまいります。

  • *1 SRED: Secure Reading and Exchange of Data:Payment Card Industry Security Standards Council(PCI SSC)によりクレジットカードデータを読み取った瞬間に暗号化してセキュアに転送するなどを定めたセキュリティ要件。
  • *2 PCI SSC:PCI Security Standards Councilの略で国際カードブランド5社が共同で設立した、PCI関連基準の策定・維持、普及と実施に関する運用及び管理を行う団体。
  • *3 PCI P2PE:PCI SSCによって定められたカード情報を強力に保護する仕組み。端末からセンタまでの通信路上のデータを暗号化する。

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本件に関するお問い合わせ:

株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
経営戦略部 新規サービス企画グループ
担当:吉川・政岡
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