ニュースリリース

JR西日本のICOCAを活用した岡山県新見市の地域活性化プロジェクトでTMN決済サービスの提供開始

市内約60か所にTMNのマルチ決済端末が設置されました

情報プロセシング事業とキャッシュレス決済サービス事業を推進する株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:大高 敦、以下:TMN)が運営する、キャッシュレス決済サービスおよびモバイル型マルチ決済端末「UT-P10」が、西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:長谷川 一明、以下:JR西日本)と岡山県新見市が推進する、交通系ICカード「ICOCA」を活用した電子地域ポイント事業に採用され、10月24日より運用が開始されましたのでお知らせいたします。
なお、電子地域ポイント事業に関するシステムの開発および構築は株式会社JR西日本テクシア(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長:加川 裕治郎)が実施しました。

モバイル型マルチ決済端末「UT-P10」で地域活性化

【ICOCAおよび交通系ICカードと、地域オリジナルポイントを1台の端末で対応】

TMNのモバイル型マルチ決済端末「UT-P10」は、決済だけでなく、店舗運営に必要なさまざまなアプリの搭載が可能で、1台であらゆる機能を拡張できる柔軟性の高さが特徴です。
今般、新見市では、地域オリジナルICOCAを含む交通系ICカードに対応する「UT-P10」標準の電子マネー決済アプリと、地域オリジナルポイント「にーみんポイント」アプリが、相互に連携する機能を搭載した「UT-P10」が導入されました。すでに市内の約60か所に「UT-P10」が設置されており、今後も順次拡大していく予定です。 年内には物価高騰対策として3,000ポイントの追加付与が決定しておりますが、この他にも、行政施策への参加促進としての活用の検討等、今後も地域活性化の基盤ツールとして幅広く活用されることが期待されています。

■新見市観光案内所 中石さんのコメント

「初日ですが、1日でスムーズに端末操作ができるようになりました。オリジナルICOCAは、私が普段使っているキャッシュレス決済より市内では使える場所が多いですし、ポイント還元率が高いので、これからも便利に使えそうです。」

■道の駅 鯉が窪 店員のコメント

「ご年配の方が多いエリアなので使い方をわかりやすくする必要はありますが、よい取り組みだと思います。今後使える場所やポイント付与の範囲がもっと広がって欲しいと思います。地域オリジナルICOCAには初回ポイントが付与されているので、この店にもお客様がたくさん来てくれると思います。」

今後の目標

TMNは、決済とマーケティングを融合させた情報プロセシング事業を推進しております。本取組を通じて、ポイントでの経済循環やキャッシュレス化推進だけにとどまらず、購買情報や非購買情報などあらゆる情報を地域内で還流させることで、地域のさまざまな課題解決につながる地域活性化のプラットフォームとしてサービスを提供することを目指しています。

モバイル型マルチ決済端末「UT-P10」について

UT-P10

1台で複数種類の決済・ポイント対応とレシート発行が可能なマルチ決済端末です。
無線(LTE)対応のモバイル型で持ち運びも可能なため、飲食店でのテーブル会計や屋外でのイベント会場でもご利用いただけます。
また決済の他、POSなどの業務アプリを搭載することで多機能化することができ、機能拡張により幅広い活用が可能です。

  • ※「ICOCA」は、西日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。

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本件に関するお問い合わせ:

株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
経営戦略室 広報
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